🌶️はじめに:畑じまいのラストを飾る「スコッチボネット」収穫!
こんにちは!
いよいよ本格的な冬支度、家庭菜園のシーズンも終わりですね。秋冬野菜の最後の収穫を待って、今年も畑じまいをほぼ終えました。
畑じまいの際に、一部赤くなる前に収穫したのが、この可愛いけれど超激辛な唐辛子「スコッチボネット」たちです!

本当は下の写真のように赤く熟します。

今日は、この大量の青いスコッチボネットを使って、北海道の伝統的な保存食「3升漬け(三升漬け)」を仕込みます。今年は初のスコッチボネットでの挑戦。どんな味になるか、今からワクワクしています!
🌶️「3升漬け」とは?北海道発祥の万能激辛調味料!
「3升漬け(三升漬け)」は、醤油、麹、そして唐辛子をそれぞれ「一升ずつ」(合計三升)混ぜて作る、北海道や東北地方に伝わる伝統的な保存調味料です。
- 麹(こうじ): 旨味と甘みを引き出す
- 醤油(しょうゆ): 塩味と風味のベース
- 唐辛子(とうがらし): 辛味と食感のアクセント
これらを混ぜて熟成させることで、ただ辛いだけでなく、麹の深いコクと旨味が加わった極上の万能調味料になるんです。
通常は「ナンバン」と呼ばれる青唐辛子を使うことが多いですが、今回は手元に大量にあるスコッチボネットを使います。
【初挑戦!】スコッチボネットで「3升漬け」を作る理由と魅力
なぜナンバン(青唐辛子)から変えたのか?
今までは定番のナンバンで3升漬けを作っていました。もちろん美味しいのですが、スコッチボネットは唐辛子のなかでもトップクラスの辛さと、フルーティーな香りが特徴なんです。
💡スコッチボネットとは?
ハバネロの仲間で、強烈な辛さとトロピカルなフルーティーな香りが特徴。辛さを示すスコヴィル値は10万~35万程度と、日本の一般的な唐辛子の数十倍に達します。
このフルーティーな香りが麹と醤油と出会うことで、きっと風味豊かな、ひと味違う激辛調味料になるはず!小さな自給自足生活の楽しみを増やすための、実験的な挑戦でもあります。
【超簡単レシピ】スコッチボネット「3升漬け」の作り方
「一升」は昔の単位で約1.8リットルですが、家庭で少量作る場合は「重さ」で比率を合わせるのが簡単です。
材料(三升の法則:1:1:1の比率で!)
| 材料 | 重さの目安 | 補足 | 
|---|---|---|
| スコッチボネット(青い実) | 100g | 細かく刻む | 
| 米麹 or 麦麹 | 100g | 生麹がおすすめ | 
| 醤油 | 100g (約90ml) | お好みで地元の醤油を | 
ステップ1:スコッチボネットの下処理
- 絶対に手袋を着用!(後述しますが、素手で触ると大変なことになります)
- スコッチボネットを水洗いし、ヘタを取り除きます。
- 包丁で刻みます。※辛味成分が飛び散るので、要注意です!
ステップ2:すべての材料を混ぜる!
刻んだスコッチボネット、麹、醤油をすべて入れ、よく混ぜ合わせます。

ステップ3:熟成期間と保存方法
清潔な保存瓶に入れて、フタを閉め、常温で1日1回かき混ぜます。麹が醤油を吸い込んでトロリとしてきたら完成です。約1〜2週間が目安です。

完成後は冷蔵庫で保存します。寝かせるほど味がまろやかになり、旨味が増しますよ。
✨アツアツご飯だけじゃない!「3升漬け」の絶品活用レシピ3選
スコッチボネットの激辛3升漬けは、まさに「ご飯泥棒」!でも、それだけじゃもったいない。
活用例1:シンプルに焼き魚の薬味に
塩焼きにしたサンマやホッケなどに、ちょこんと乗せて食べてみてください。魚の脂の旨味と麹のコク、そしてスコッチボネットの香りと辛味が最高のマリアージュです。
活用例2:麺類(ラーメン・うどん)のちょい足しに
市販のインスタントラーメンや冷凍うどんの汁に、小さじ半分ほど加えるだけで、自家製激辛スープに早変わり!ぜひお試しあれ。
活用例3:〇〇に混ぜて「万能激辛タレ」に!
特に試してほしいのが、マヨネーズと混ぜる活用法!
マヨネーズ大さじ1に対し、3升漬けを小さじ1/3程度混ぜれば、「激辛スコッチマヨ」の完成!フライドポテトや鶏肉の唐揚げ、野菜ディップに最高です。
⚠️【重要】激辛スコッチボネットの取り扱い注意点
スコッチボネットは、私たちが自給自足で育てられる唐辛子のなかでも最高クラスに辛いです。
作業中に辛味成分「カプサイシン」が皮膚や目に付着すると、大変なことになります。以下のアイテムは必ず準備してください!
手袋の重要性とおすすめ商品
素手で触ってはいけません。調理後、手を洗っても辛味成分は落ちにくく、知らずに目をこすると激痛です。
できれば薄手のビニール手袋ではなく、厚手のニトリル手袋が安心です。
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保存瓶の選び方とおすすめ商品
3升漬けは発酵食品なので、ある程度容量に余裕があり、清潔を保てる密閉性の高い瓶がおすすめです。
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まとめ:「3升漬け」は、色々な唐辛子で仕込んでみよう
初めてスコッチボネットで作る3升漬け。熟成が待ち遠しいです!
手作り調味料は、畑の恵みを余すことなく活用できる自給自足の醍醐味ですよね。
皆さんも、もし家庭菜園で唐辛子が大量に収穫できたら、ぜひ「3升漬け」に挑戦してみてください。冬の食卓がアツく、豊かになること間違いなしです!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
 
  
  
  
  
