夏の定番、とうもろこしの収穫しました。
今年も2種類のとうもろこしにチャレンジしました。
1つはスーパーなどによく売られているとうもろこし(スイートコーン)
もう1つはポップコーン用とうもろこしです。
本記事がおすすめの方
・自給自足に興味がある方
・とうもろこしを育ててみたい方
・自分で何かを作る楽しさを味わってみたい方
とうもろこし(スイートコーン)は手ごわい・・・
とうもろこし(スイートコーン)の自給への挑戦は初めてではないのですが、育てるのは難しいなというのが印象です。
お店で売っているような実がぎっしりとつまったとうもろこし。。。
それを想像して苗を購入して定植したりしているのですが、、、
無農薬でやっているからか虫食いがすごかったり、受粉がうまくいかなくて、実がまばらのとうもろこしだったりと成功したことがありませんでした。
作るのはこんなにも大変なんだなと思いました。
とうもろこしは水分もあり甘みもあり、虫たちや動物たちの好物です。
まず虫に関しては特にうにょうにょ系はどこからともなく穴を開けて入ってきます。
様子を見て排除したりもしていますが、全てはなかなか防ぎきれないです。
そして動物に関しては、最近北海道ではクマが畑を荒らすというニュースが頻繁に流れていますが、我が家の畑のとうもろこしはどうやらアライグマにやられました(たぶん)
綺麗に美味しい実のところだけなくなっていました。しかもとうもろこしをもぎ取ることなくその場で食べられていました。そんな器用なことができるのはアライグマかなと思っています。
ですが、動物が食べるということは言い換えれば、
“実がたくさんついていて美味しいとうもろこしができていたのではないか”
とポジティブに捉えることもできます。
美味しかったんだなー。そんなに食べたかったんならどうぞという気持ちにもなりましたw
今年は多くのとうもろこしを動物と分け合う形になりましたが、もちろん収穫もできました。
収穫したとうもろこしはなんと今までの中で最高に実がぎっしりとつまっていました。
自分たちでやったのに“すごいな”と思ってしまいました。
そのとうもろこしがこちら↓
ちょっと虫食いがあるところがあったり先が実がつかなかったものもありますが、我が家が経験してきた中では最高の出来でした。
そして茹でて食べた味ももちろん甘くて最高でした。
私よりたくさんお世話をしてくれた夫に感謝です。(ありがとう)
ポップコーン用とうもろこしは収穫のタイミングが分かりづらい
ポップコーン用のとうもろこしは種があったので、種から育てました。
そして、スイートコーンのとうもろこしを植えている畑とは別の畑に植えます。
なせかというと実は「スイートコーン(食用の甘いとうもろこし)」と「ポップコーン用とうもろこし」は、同じ畑や近い場所に植えないほうが良いとされているからです。
それは
・味や食感が悪くなる
交雑すると、スイートコーンの甘さが落ちて硬くなったり、ポップコーンがうまくはじけなくなることもある。
・交雑(花粉が混ざる)問題
とうもろこしは風で花粉が運ばれて受粉するため、スイートコーンとポップコーンが近くにあると交雑してしまう。
というのが理由です。
なので別の畑を借りていたので分けて育てました。
ポップコーン用のとうもろこしも同じ用に虫たちには狙われますが、小動物たちはあまり好まないのかもしれないなと思いました。
ポップコーン用のとても硬い仕上がりになります。かじってもきっと美味しくはないのでしょうね。
収穫のタイミングですが、とうもろこしの収穫の目安は“とうもろこしのヒゲと言われる部分が茶色くなったら”です。
そして膨らみなども考えて収穫していますが、ポップコーン用のとうもろこしは仕上がりが細いので膨らみがそんなにありません。
なので、タイミングがいまいちよく分からないんです。少し先端部分をめくって確認して収穫しましが、下の方までめくると実がつまっていなかったりなんてことも。。。
なので、今回はヒゲがしっかりと茶色になってくたっとなるまで待ちました。
そして収穫したポップコーン用とうもろこしがこちら↓
まばらなものもありますが、今回は実がしっかりついてこちらも最高の出来でした。
きっと受粉がしっかりできたのかもなと思っています。
少し干してカラカラにしてから、実をとってフライパンでポップコーンにして食べたいと思います。
まとめ
夏に食べたくなるとうもろこし。
それを自分たちで自給しようと頑張っています。
北海道はとうもろこしの生産で有名。たくさん目にしますが、この夏、購入したのは実る前のみ。
少しずつですが、毎年夏は自分たちで育てた野菜を堪能しています。
自分で育てるとその過程や苦労も見えて、出来上がって食べる時は買って食べる時よりも心の幸福度が違う気がしています。
そんな自給自足生活、これからも小さく一歩一歩積み重ねていこうと思います。