乾燥の季節…子どもも乾燥から肌を引っ掻くことが多くなりました。
保湿もしていますが、小さい子どもは朝晩しないとすぐに乾燥してしまう…
でも子どもが3人いるとなかなか朝晩やる時間が取れない…
そう思っていた時に
「セイタカアワダチソウを入浴剤として使うと痒みが少なくなる」
「乾燥していてもしっとりする」
そんな話を聞いたので、早速入浴剤として使ってみることにしました。
本記事は下記の方にオススメの記事です。
・乾燥で困っている方
・お風呂の入浴剤で少しでも痒みを抑えたい方
・自分で入浴剤を作ってみたい方
セイタカアワダチソウとは
セイタカアワダチソウ(背高泡立草)は、キク科に属する多年草で、日本を含む他の地域にも広がっている外来種です。特徴としては、背が高く、秋に黄色い花を咲かせます。花の形は、小さな黄色い花が集まっており、秋はとても色鮮やかにあちらこちらで咲いています。
- 高さ: 1〜2メートル程度に成長します。
- 花期: 9月から11月頃。
- 花: 小さな黄色い花が集まっている
- 葉: 長楕円形で、鋸歯があります。
セイタカアワダチソウは、乾燥した土地や道路の脇、荒地などに生育し、非常に旺盛に繁殖します。
強い成長力を持ち、特に土壌を改良する力があるものの他の植物の生育を妨げることもあります。
そのため、一部の地域で問題視されることもあります。
また秋の花が美しく特に黄色い花が目立つため、観賞用としても人気があります。
しかし花粉が飛散する時期にはアレルギー反応を引き起こすことがあり花粉症の原因となることも。。
セイタカアワダチソウの入浴剤
近年、自然派のスキンケア製品として注目されているセイタカアワダチソウ。
その花や葉に含まれる成分が肌に対して良い効果をもたらすとされることから、入浴剤にも使用されつつあります。
〈セイタカアワダチソウの入浴剤の効果〉
セイタカアワダチソウに含まれる成分(抗炎症作用や抗酸化作用のあるフラボノイド、サポニン)で肌をリラックスさせ、血行を促進する効果が期待できると言われています。
- 肌の保湿:保湿成分が含まれており、肌をしっとりと保つ効果が期待できる
- 抗炎症作用: 肌の炎症を和らげる効果があり、敏感肌や乾燥肌の方にも使いやすい
- リラックス効果: セイタカアワダチソウの香りに精神的にリラックスする作用がある
セイタカアワダチソウ入浴剤の作り方
1.セイタカアワダチソウの花が満開の際に、穂先から20〜30cmのところでカットして収穫
2.花の部分も含めて軽く水洗いして干す
3.葉や花が完全に乾燥したら大きめの袋の中で細かく裁断
4.お茶パックなどの袋に詰める
5.ボールに50〜60度のお湯を入れ袋詰したセイタカアワダチソウを入れてエキスを出す
6.湯船に入れる
湯船に直接入れる前に少し熱めのお湯で成分を出しています。
そのまま湯船に入れてももちろんOKです。
セイタカアワダチソウが入った湯船は2〜3日使えますので
追い焚きして使用して下さい。(気になる方はかえてくださいね)
また、乾燥したセイタカアワダチソウの花や葉に塩、重曹、精油などを加えて作ると
香りでリラックス効果、重曹で肌を柔らかくする効果、塩で温浴効果をとさらに期待できますので
こちらもオススメです。
注意点
セイタカアワダチソウは花粉症の原因になることもあるため、アレルギー反応を示す人は注意が必要です。特に敏感肌やアレルギーを持っている方は、少量ずつ試してみることをお勧めします。
入浴剤を使ってみての感想
セイタカアワダチソウを熱めのお湯に入れて成分を出している際、とても良い香りがします。
そのエキスを湯船にいれると少しお湯が柔らかくなったような感じがしました。
そして入浴してみると、お風呂上がり肌はしっとりしていて、痒みがあった子どもも
痒がることが減りました。そして時間がたっても体がぽかぽかしていて保温効果も抜群。
全く痒がらないかと言ったらそうではありませんが、自分の作ったもので子どもの痒みが減るという現象はとても嬉しいことでした。なのでこれからも続けていきたいと思います。
自然のものを使って出来る喜びも感じましたし、お金もかからない…
植物の力は本当にすごいなと実感しています。
きっと使いすぎは逆に良くないなとも思うので適量を守って使っていきたいと思います。
何より、子どもたちが嬉しそうに楽しそうに入ってくれていたので
作って良かった!
乾燥させたセイタカアワダチソウが手元にない方は、メルカリでも販売されていますので、
まずはお手軽に試すこともできます!!乾燥シーズンにいかがでしょうか!?