みなさん、「玉ねぎの皮」ってどうしていますか?
ほとんどの人が捨ててしまう部分かもしれませんが、実はこの“茶色い皮”に、すごいパワーがあるんです!
今回は、そんな玉ねぎの皮を使った肌にやさしい日焼け止めスプレーの作り方をご紹介します。
合成成分は使わず、自然の力だけで紫外線対策。敏感肌の方やお子さんにもおすすめです♪
本記事は下記の方にオススメです
・玉ねぎの皮を再利用してみたい方
・生ゴミを少なくしたい方
・身体に優しく安心のものを使い方
玉ねぎの皮に秘められたパワー
玉ねぎの皮には「ケルセチン」というポリフェノールの一種が豊富に含まれています。
このケルセチンには以下のような働きがあります。
- 紫外線から肌を守る抗酸化作用
- 炎症を抑える作用(=日焼け後のケアにも◎)
- メラニン生成を抑える美白効果
つまり、紫外線を浴びる前にも、浴びた後にも頼れる自然の味方なんです。
しかもカラカラに乾燥させた玉ねぎの皮を半日〜1日天日干しするとそのケルセチンが
なんと4倍にもなるそうです!
【簡単!】玉ねぎの皮で作る日焼け止めスプレーの作り方
まずは玉ねぎの皮を煮出して原液を作ります。
【玉ねぎの原液】
<材料>
- 玉ねぎの皮 (よく洗って乾燥させ天日干ししたもの)
- 水
<作り方>
- しっかりと乾燥させて天日干しした玉ねぎの皮を鍋に入れ、水を注ぐ。
- 弱火で約20分程煮出します。
- 煮出し始めて赤っぽい色から濃いめの茶色になったら完成
- 煮汁を濾して冷蔵庫で保存
【日焼け止めスプレー】100mlの場合
〈材料〉
・玉ねぎの原液 10ml
・グリセリン 10ml
・水 80ml
〈作り方〉
- 濾した液をボトルに注ぎ、グリセリンを加えてよく振る。
- 水を加えて再びよく振る
- 完成(冷蔵庫で保管し、早めに使い切る)
使い方のポイント
- 日焼け前の肌にスプレーしてなじませる
- 外出中は2〜3時間おきにスプレーすると効果アップ
- 日焼け後の肌にも◎ → 鎮静効果があります
※天然成分のため、市販の日焼け止めに比べてSPFは高くありません。長時間の屋外活動の際は、帽子や日傘などと併用してくださいね。
まとめ
玉ねぎの皮は、いつも使い道が分からなかった私ですが、
キッチンから生まれる“ナチュラルコスメ”になるとは驚きでした。
捨てずに活かせば、地球にも肌にもやさしいスキンケアが叶います。
ぜひ一度、手作りの日焼け止めスプレーを試してみてくださいね♪
子どもにももちろん使えます!
「自然派だけど、ちゃんと守る意識も」そんな暮らしをこれからも楽しんでいきたいと思います。