自給自足に興味をもってから、食べ物について自給することばかりを考えていましたが、
毎日使っている日用品も自給できないかなと考えるようになりました。
そこで毎日使っている食器用スポンジをヘチマたわしにかえてみることにしました。
そしてそのヘチマを自給できないかと現在取組中です(笑)
本記事は下記の方におすすめです。
・日用品をエコなものに変えてみたい方
・ヘチマたわしに興味のある方
・プラスチックゴミを減らしたい方
ヘチマたわしとは
植物のヘチマを使用したたわしです。
↓のようにネット通販でも取り扱いがあり入手しやすいです。
手肌に優しく、食器にも優しく、速乾性・防菌効果に優れていると言われています。
デコボコとした天然の繊維が油や汚れを取り除けるので
洗剤は少量またはなしで使うことが出来ます。
使い始めは固くザラザラしていますが、
使っていくうちに柔らかくなり手にも馴染んでくるので
使いやすくなってきます。
水気を吸うと汚れにしっかりと絡みついて汚れを落とし、
熱にも強いので、熱湯消毒もできます。
ヘチマたわしのメリット・デメリット
もちろん、メリット・デメリットがあります。
【メリット】
・環境を汚染することがない
・油汚れが落ちやすい
・繊維がとても丈夫なので長持ちする
・通気性が抜群
・防カビ性、防虫性にも優れている
・天然素材なのでそのまま土に還せる
【デメリット】
・洗剤を付けた場合、スポンジ程泡立たない
・硬さがあるので少し違和感を感じる
・楕円形なので、細かい所が洗いにくい
・しっかり洗えているのか不安が残る
・天然素材なので、少し黒くなったりする時がある
ヘチマたわしを使ってみて
環境に優しいこと、自給できるかもしれないという点でヘチマたわしを購入し、
スポンジから変えて2ヶ月くらいがたちます。
↑左が使用前、右が使って2ヶ月のもの
最初は固くザラザラで手になじまなくて少し使いづらいかもと思っていましたが、
水に濡らし、何度も使っていくことでそこは気にならなくなりました。
むしろ気になったのは、泡立ち。
スポンジのもこもこ泡に慣れていたのもあって
洗剤をつけたときの泡立ちのなさにこれで洗えているのだろうか、
汚れが落ちているのだろうか、と不安になりました。
ですが、これも使っていくうちに慣れてくるもので
泡立たないのが普通になりますw
泡がなくてもしっかりと落ちているのを感じるので
気にならなくなりました。
泡立ち=汚れが落ちる
という私の勝手な固定概念はなくなりました。
またヘチマたわしは隙間があり、洗い終わってしっかり水切りができるので
カビ対策にもいいなと思っています。
繊維も強いのでどのくらい長持ちしてくれるのかも楽しみです!
ただ、細かい部分を洗うことに対してはちょっと苦戦しました。
楕円形なのでなかなか届きにくかったりしたんですが、
楕円形のヘチマたわしにハサミで3分の1くらい切れ目を入れて洗ったら
問題なく洗うことができたので、細かい部分はそうやって使って洗っています。
洗剤もなるべく使わないようにしていきたいと考えていたので、
最初は常に洗剤をつけていましたが、途中からしつこい油汚れのときのみ、
最近は洗剤を使わないときもあります。
まとめ
環境に優しいということ、私にとっては合っていると感じていることで
これからも使い続けようと思っています。
微々たるものですが、積み重ねていくことが大事だと思いますし、
環境に優しいものを使っていると思うと、少しは役に立てているのかも
なんて思えたりしています。
少しでも未来に美しい環境が残ればなと思います。
因みにできればヘチマを育てるところからと思い、今年種が手に入ったので育てています。
気温と日照不足からか、あまり育っていないのでヘチマたわしを作ることは難しそうです…苦笑
ゴーヤの花は咲いていますが、ヘチマはまったくですw
おまけ〜ヘチマたわしの作り方〜
ヘチマが大きく育ったら自然乾燥で作る方法と煮て作る方法があるようです。
【自然乾燥で作る方法】
1️⃣収穫したヘチマを風通しの良い場所で干し、表面が茶色くパリパリになるまで自然乾燥させる
2️⃣手で表面の皮をむき、種を取り出す(ヘチマを逆さまにして振ると種が一気にとれるらしいです)
3️⃣完成
【煮て作る方法】
1️⃣ヘチマを鍋に入る大きさにカットする
2️⃣鍋に水を入れ沸騰させ、ヘチマを入れて20〜30分程煮る
3️⃣ヘチマを取り出し、水に入れて冷やす
4️⃣皮を向いて種を取り出す
5️⃣よく洗ってしっかりと乾燥させる
6️⃣完成
どちらの方法もそこまで大変ではないと思うのでチャレンジしてみたい方がいれば、
ぜひ、試してみてください。私もヘチマが育ったら試してみようと思います。
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