ここ数年この季節になると、家で味噌作りをしています。
昨年は色々な豆で仕込んでみたくて数種類の味噌を仕込みました。
毎年、子どもたちも手伝ってくれるのですが、今年は意欲がすごくて、、、
子どもたち3人それぞれに味噌作りを任せてみることにしました。
味噌作りは最高の食育になっています。
本記事のおすすめの方
・味噌作りに興味のある方
・子どもたちに味噌作りをさせてみたい方
・味噌が好きな方
味噌の作り方
味噌作りに必要なものはたった3つです。
大豆・米麹・塩
この材料だけあれば、味噌が仕込めてしまいます。
作り方は・・・
①大豆を煮る
②米麹と塩を混ぜる
③煮た豆を潰して②と混ぜる
④手のひらサイズの玉を作る(味噌玉)
⑤消毒した樽や入れ物に④の味噌玉を叩き入れる(空気を抜く意味があります)
⑥全て入れたら表面を平らにして塩をまぶす
⑦ラップなどで表面を覆って重石を置く(置かなくてもOK)
⑧半年以上、日の当たらない場所で保管する
半年後、天地返しといって一度混ぜる工程があります。やらない方もいるので、そこは個人の判断でいいと思います。
味噌作りをする理由
私がなぜ、味噌作りを続けているかというと、大きく2つ理由があります。
① 食べものには「育つ時間」があることを知ってほしいため
今は便利で、すぐに食べられるものがたくさんありますが、食べ物が出来上がるまでの工程を知ってほしい思いがありました。特に味噌作りは「待つこと」を教えてくれる食べものです。仕込んでから約1年という時間をかけて、ようやく食卓に並びます。 「すぐにはできないものがある」ということを、暮らしの中で感じてほしい、経験してみてほしいのが理由です。
② 食の安心・安全のため
決して市販の味噌が悪いわけではありませんが、子ども出産後は添加物というものに敏感になり、入っているものが気になるようになりました。手作り味噌は何が入っているか100%把握できるため 「わかって食べる」安心感があるので続けています。
味噌作りを食育に
「買う前に、作る工程がある」
「時間が味をつくっていく」
「発酵という待つ時間がある」
「カビが生えることもある」
味噌作りを通して感じたことは子どもの食育としても繋がるものがあるということです。
教え込む食育ではなく一緒に体験する食育です。自分たちの手で作ることによって自信にも繋がり、作ったものを見守る時間を通して食の奥深さを知っていけます。
食べ物を大切にする心が育ち、食に興味をもち、食べることを大切にできるようになる。
食べること=生きることです。それを一緒に体験するのに味噌作りはとても最適だと思います。
この食育を通して、「すぐ結果を求めない」「失敗も含めて受け入れる」そんなことも伝わっていくのかなと感じています。
味噌を子どもと一緒に作るコツ
子どもとするにあたって一番大切なことは
「ちゃんと作る」より 「一緒にやった感覚を残す」 ことです。
失敗しないための“技術”を教えるのではなく、一緒にやる時間に目を向けて関わるようにします。
・完璧を目指さない、正解を教えすぎない
→味噌玉が変な形でも、豆が完全に潰せてなくても発酵はしますので大丈夫です。また、こうやるんだと正解を見せるのではなく楽しくできるよう見守ったり一緒に考える時間をもつようにします
・汚れてよい環境を作る、時間を区切る
→塩と米麹を混ぜる、味噌玉を作るなど作業の時必ず床が汚れます。汚れてもよい環境(床に新聞紙を敷くなど)を先に作ること、そして体力を使う作業になるので、集中が途切れてしまうこともあります。時間を区切ることでメリハリをもってできるようになります。
・会話を楽しむ
→こうすることによって発酵が進んで、、、と勉強になるような会話より、匂いや感触などについての会話を中心にすると楽しくなります。
・失敗も一緒に受け止める
→カビが生えたり、思っていた味にならないこともあります。“生きている食べもの”ということを知り受け入れ、暮らしのリアルを感じられる瞬間になります。
「ちゃんと作らなきゃ」ではなく「やってみる」ことがコツです。
まとめ
味噌作りは、同じ材料でも場所や気候・混ぜ方で味が変わります。
「それぞれの家庭で味噌汁が違う」という表現がありますが、それは味噌作りにも言えることです。 子どもにとっては大人になって思い出す味になります。
子どもたちも味噌作りを通して、食べ物の大切さを知り、そのおいしさを味わって食べるようになっています。
人が一生付き合っていく食の時間。
食には育てる時間があるということを子どもの時から知っていける味噌作り食育。
みなさんもぜひ始めてみませんか。

