【オンラインイベント】 いくらかかる!?地方移住のお金のリアル

移住者が実際にかかった費用のリアルをお伝えします!
10/ 26 15:00〜16:00

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私の自己紹介

私が今小さな自給自足を継続していけるのは様々な出会いがある中で、自分で決断しそして選んで今があります。私がここまでくるまでの道のりをお話したいと思います。
長くなりますがお付き合いいただければ。

保育士から母になりたい

もともと子どもが大好きで、学生時代のアルバイトは全て子ども関係のみというくらい
子どもと接する仕事がしたくて保育士になりました。

保育士は充実した日々でしたが、仕事量、残業、職場の人間関係に疲弊。
それでも受け持つ子どもの笑顔で続けられていました。

そんなある日、東日本大震災を経験。
『怖い怖い…』と泣き出す子どもたち。
何が起きているのか分からない大人。

それでもとにかく子どもたちを安心させなければと必死でした。
園舎の外で待機して無事に保護者に引き渡す。それが精一杯。


夕方には停電も起き、車のライトで対応。
電車が停まり、迎えに来られない保護者もいたので、
子どもたちと非常食を食べ一晩保育園で寝泊まりしました。

いつくるかわからない余震に備えてあるだけの布団を用意し、
いざというときは頭にかぶせたりしていました。

そんな経験をして
自分の大切なものは何か、悔いのないように生きたいと思うようになりました。
悔いのないように生きる…
私にとってそれは『自分の子どもを産んで育てたい』ということでした。

そこから仕事を退職し結婚。
夫の仕事の関係で地元から引っ越し、土地勘もない場所でパート生活を送りながら
子どもを授かれるように頑張っていました。

でも授かりたい時に、授かれるものでもなく月日と時間だけが過ぎていきました。

『子ども』から『畑』へ

そんなある日、夫から畑を借りてみないかと話がありました。
もともと、土に触れるのは職業柄好きだったのでいいねと思った反面、

毎週の世話と月2回の野菜の講習会があるとのことで、
平日は仕事+家事で、土日くらいはゆっくりしたい、
毎週は畑の世話は身体がしんどいとすぐにはOKできませんでした。

夫ともよく話し合う中で
管理人の方が自分たちのかわりに世話をしてくれるという情報が。
最悪行けなくても、野菜のお世話をしてくれて無事に育ててくれる(有料)のであれば
いいかなと畑を借りました。

畑の管理人の方は本当に優しくて、無理なく育てる楽しみを知ってほしいと思っている方で
『採れたて野菜は美味しい』ということを知ってほしいとも言っていました。

『美味しい野菜』というワードから私が勝手に妄想して


『自分たちで育てた野菜を子どもに食べさせられたら幸せだろうな』

と思うようになりました。

畑通い

そこからは週1回または2週に1度は畑通い。
未知の領域で、まず種の見分け方から蒔き方、植え方、育て方とたくさん学びました。
毎回メモをとってその通りにやっての繰り返しで、野菜の知識は少しずつ増えていきました。

印象的だったのは、
種蒔きってジグザグに植えたり、まっすぐ2列で植えたりと野菜によって違うものなのですが、
それすらも私は分かっていなくて教えてもらったときです。

『こんな緻密に決まっているものなんだ』
『数センチずれたら大きい実が実らない』
『〇〇科の野菜だから連作障害になる』
『間引きはこのタイミングで』
『育ちがあまり良くないときは〇〇』

などなど、いつも畑に行くと、声をかけてくれて教えてくれる管理人さん。
これはどうしたらいいのかということを一つ一つ丁寧に教えてくれたおかげで
管理人の方に畑を頼むということはなく、自分たちの手で野菜を育て上げることが出来ました。

学んだ通り育てると、本当に立派に野菜たちが育ってくれて収穫は本当に嬉しかったです。

ただ、畑の世話には虫はつきもの。とうもろこしの葉の内側からうにょうにょ出てきたときは
流石に鳥肌モノものでしたw毎回毎回『うわあ』と言いながらやって見つけていまいたが、
管理人さんから『虫がいる方がおいしい証拠』と言われ、納得。虫も美味しいと言っているということかと虫に対してのイメージが変わりました。


2人で食べるには収穫量が多すぎて、土日で作り置き料理をする時もあり、そこで少しだけ料理が上達したり、畑を借りている他の方と野菜情報を交換して作ってみるなんてしたこともあったので一石二鳥でした。

念願の子どもを授かって

畑をやり始めて2年目に突入しようとしていた頃に、
念願の赤ちゃんを授かりました。
赤ちゃんがお腹にいることがわかると、
急に身体を動かすことに慎重になったり、
つわりとの戦いもあったので、畑に行く回数が急激に減りました。

採ってきた野菜が食べられないなんてこともあったりして、
夫婦でぎくしゃくした時もありましたし、
初めての妊婦期間に余裕もなく、
だんだんと畑から気持ちが離れていきました。

出産後も初めての育児にあたふたで畑どころではなく、日々子育てに必死の毎日。
保育園入園を機に働きだしてからはさらに仕事・育児・家事で頭がいっぱいで
畑にいっても子どもを目で追い、畑の世話は二の次。

そんな生活が続き、2人目と子どもが増えていくにつれ畑は夫に任せるようになりました。
畑に出向いたとしても野菜の世話より子どもたちの世話の方が圧倒的に多く、
出来ないもどかしさと子どもと関われる楽しさで揺れたりもしていました。
どっちやりたいけど、そんな余裕もなく畑に子どもを連れて行くのが嫌な時期もありました。

ついには大変さを理由に借りた畑を辞めて、家の庭で小さな家庭菜園をやることにしました。
家の庭なら距離的な問題もないし、やりたい時にできるのでそこまで大変にならないと思ったんです。

ですが、いざ庭の畑の手入れをしようとすると畑のときの記憶が曖昧…。
日々子育て中心で生活をし、畑は夫に任せていたのですっかり記憶が抜け落ちていたんだと思います。
その横で夫はしっかりと覚えていてなんなく家庭菜園を作っていく。
その状況にちょっとモヤッとするところも抱えつつ、それでも自分たちで作れる野菜が嬉しくて
子どもたちが『美味しい』と食べてくれるのが嬉しくて続けていました。

自然を求め、子育て環境を求めて移住を決断

 
家庭菜園をし始めて、子どもも小学生になった頃。
住んでいる環境に2つ疑問を持ち始めました。

『自然があるのにそれに触れられないもどかしさ』
『子どもが多いことによる機械的で効率重視な小学校生活』

わりと自然が近くにあり川も近くて散歩などに出かけていたのですが、
人口増加により自然を切り崩し人工物が増え、そして自然に触れ合える場所を探して遊ぶようになりました。
また子どもの増加により、事故防止の観点から“危険のため進入禁止エリア”や“禁止ルール”が新たに設けられ、子どもらしい遊びを伸び伸びと自由にできる環境はなくなってしまいました。
それでも子どもは順応していくんです。それが当たり前になって外遊びをしなくなる。公園でゲームをしたり、話をするだけの場所となっていてなんだか悲しくなりました。

学校もマンモス校でしたので流れ作業のように日々が過ぎていき、
・隣のクラスのお友達の顔が分からない
・異年齢交流もない
・行事などはクラスごとに行う

など友達との関わりが限定され、本当に言われたことをただクラスでやって帰って来るという生活でした。良い面は最新の技術を教えてもらえること。パソコンの授業やプログラミングを自分たちで作れる子がいたり、ハイテクな部分がありました。これからの時代そうなっていくことは分かっていますが、もっと友達と身体を動かして遊んだり、異年齢交流で助け合ったりをもっと経験してほしい、身近に感じてほしいと強く思うようになりました。
子どもはそれが当たり前だという認識ですが、このままでは人間関係が希薄な学校生活になりそうなのも危機感を覚えました。

そんな疑問・不安を抱えていた最中に、3人目を出産。
夫が育児休業をとってくれ、夫婦でその疑問や不安を話す機会が増えました。

そしてそれを解決できるのは『移住』ではないかという話になりました。
移住という話題は前々から出ていて、いつも“夢のまた夢の話”として終わっていたのですが、
このタイミングを逃したらもう移住は出来ないという認識をもっていたので、
とりあえず動いてみることにしたんです。

動き始めると、イメージは膨らむばかり。
楽しいイメージとして移住したら自然にたくさん触れ合えて心も豊かに伸び伸び暮らせる
と想像が膨らめば

現実として…家のローンはどうするのか、転職先は、生活していけるのか、
と考えさせられたり。

その繰り返しでしたが少しずつ現実味が帯びてきたのは、
現地に視察に行ったこと、夫の育休が終わり生活が一変したこと

この2つが大きく移住の決断を引き寄せました。そして心を決めて移住!

移住生活は大変あり、楽しいありで結果満足しています。
ですが、夢を叶えた自分たちの心は幸せでした。

そんな幸せな気持ちで自然とも触れ合いながら生活しているとまた畑やりたいなって気持ちがすぐに湧いてきました。

せっかく自然豊かな環境に身を置けたのだからやるっきゃないという感じで、
家の庭で家庭菜園を始め、畑を借りられるところはないかと探したら、転校した学校で畑を借りることができ、地元のコミュニティを探したらそこでも畑が借りられ、、、と
まるで畑をやりなさいと導かれているかのように自給自足っぽい生活が始まりました。
バタバタで忙しかったりもしますが前よりも毎日の充実度は確実に上がっています。

移住後の畑で見えてきた幸せとは

畑を借りて野菜を自給しつつ、見えてきたのは、

・日々の中で小さな出来事に感謝できるようになった
・その小さな出来事に目を向けることこそが幸せに気付く1歩
・小さなことでも自分で動いてやってみることで幸せを感じることができる

これを経験してさらに続けていくことで

『継続』+『小さな気付き』=『幸せ』と思える瞬間が増える

ということに繋がっていくなと体感しています。
幸せの数が多ければ、日々の生活も楽しくなってきますし、
その楽しさが、また新たな挑戦の力になったりもして好循環になっているなと感じています。

この好循環が生まれた生活を皆さんにも知ってほしい。
なにかのきっかけになったり、前向きに捉えられたりしてもらえたら嬉しいなと思っています

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