先日、家族でゴミ拾いイベントに参加してきました。
その時のブログはこちら↓

なんと、あの一日がきっかけで子どもたちの意識に変化が…。
普段の生活の中でも、ゴミのことを意識し始めたのです。
今日はそんな変化が見えた、公園での出来事をお話します。
おすすめの方
・子どもにゴミ問題を伝えていきたい方
・子どもに綺麗な地球を残してあげたい方
小さな公園で見つけた“何か”
先週末、子ども3人を連れて公園に行きました。
そこはてつぼう、滑り台、ブランコなどありきたりな遊具が揃う小さな公園です。
子どもたちは着くなり、各々に好きな場所にかけだし遊び始めました。
一緒になってしばらく遊んでいると、ふと末娘があちこちキョロキョロと地面を探すように見始めました。
“何か気になる虫でも見つけたのかな”と思ってそっと見守っていたのですが、あちこち見て回って何かに気づいた瞬間、「お母さーん!」と呼ばれました。
「お母さん、ここにゴミがあるよ」
「どうしたの?」と声を掛けると、こう言われました。
「ここにゴミが落ちてるよ」
おおー、この間のイベントを覚えていたようでした。そしてキョロキョロしていたのはゴミがあるかを探していたようです。
「ゴミあったね」と共感しました。でも納得はしてくれません。違う答えがほしいようです。
「ゴミがあった」
「あそことあそこにも」
と言ってきました。
拾いたい娘 vs 止めたい母の葛藤
これはもしや“拾いたいのか?”と感じましたが、手袋もなければ袋もない。
「今日はできないよ」
「汚いから素手はやめよう」
「素手では触らないで」
と声をかけました。しかし、全く聞いてくれません。
どうしても拾いたい、と素手でお菓子の袋の切れ端を集めてきてしまいました…
こうなったら拾うしかない。
拾い始めたら止まらない!子どもたちの連鎖反応
ということでカバンの中を探したら、おむつセットの中に袋を発見。
「これに入れよっか?」と声をかけると袋を思い切り取られ、ゴミ拾いが始まりました。
素手は嫌だな…と思いつつも「ゴミ拾いに興味をもっている」我が娘に「拾わないで」というのもなんだか違うよなと…。
そもそもゴミが落ちていることが問題であって素手で拾うかどうかが問題じゃないと腹を括りました。
小さな公園でしたが、お菓子の袋のゴミがあちらこちらと落ちていて…一生懸命拾っていました。
そんな末娘の様子を見ていて上2人も思い出したかのように拾ったり、公園に来る途中にも落ちてたと話し合っていたりする姿が見られ、なんだかじわじわ心が温かくなりました。
気づきと、これからのわたしたちの準備
今まで落ちているゴミについてそこまで気にもしていなかったのが、急に意識が変わったことについて驚きとともに、この気持ちをないがしろにしないようにとこちらも意識が変わりました。
ゴミ拾いが終わった子どもたちの顔はとても清々しい顔をしていました。大人も見習わなければいけないなと感じた日でした。
ゴミが落ちていることを「当たり前」にしない。
そんな子どもたちの姿に、たくさんの学びをもらいました。
「伝える」ではなく「体験する」ことで心が動くんだなと思いました。
今度から、ゴミ袋と手袋持参で子どもたちと一緒に出かけようと思います。