疲れている時こそ小さな出来事に目をむける〜喧嘩ばかりの日々で見つけた、子どもたちの優しい連鎖〜

子育て情報
記事内に広告が含まれています。

ここ最近、「もう静かにして!」と叫びたくなる日が続いています。
それはきっと4月から環境が変わることへの気持ち的な不安などがあるのかなと思います。

毎日の言い争い、喧嘩や大泣きなど、平和な時間があまりない中での生活に私自身はいつも以上に疲弊も感じてしまっていて…。

でもそんな中でも子ども達の行動に驚く瞬間があり、小さなことに目をむけることで子どもも成長しているなと感じられたお話です。

本記事のおすすめの方
・育児に疲れを感じている方
・子どもの喧嘩や言い争いなどが日々続いている方
・子どもの小さな成長を感じたい方

子どもたちが成長していくにあたって変化している関係

子どもを3人育てていますが、それぞれ成長するにつれて関係性にも変化がでてきています。

長女はちょうど思春期の入口で、自分でも分からないイライラを感じている様子。下のきょうだいと仲良く遊んでいる時もありますが、きょうだいの言葉や行動に敏感に反応して、少し起伏が激しくなってきました。自分でもコントロールできないのか、表情にもよく表れるようになりましたね。

長男は4月から小学生になるので、環境がガラリと変わります。その準備のために小学校にいくことも増え、新しい物を買うことが嬉しい反面、友達や先生との別れ、新しい友達や先生との出会い、小学校生活の未知なる不安など様々な思いを払拭しようとするかのように自分のイメージ通りに遊べなかったり、きょうだいが言う事を聞いてくれないと、従わせようとする言葉を使うことが増えました。

そして末っ子は3歳半を過ぎ、自我とイヤイヤが合わさってピークを迎えつつある段階。
自分の意思を貫き通そうと意地になったり、できることが増えてきたのでそれをアピールしたい思いが溢れています。上二人に負けないようにと声を120%に張り上げて毎日伝えようとしてくれています。

三者三様の成長をしている中で、仲良く遊べるタイミングはとても少なくなりました。
気持ちのぶつかり合いです。我慢をすることが多かった長女が表情や言葉で返すことが多くなったことで長男はそれをなんとか自分の思い通りにしようときつく言い始める。その言い合いに負けないように大きな声で関係ない話をする末っ子…。

気持ちのぶつかり合いなので、止めることはしませんが、少し大人が介入する時もあります。
それは“口調が度を越してきつくなった時”と“相手を支配しようと、無理な屁理屈を並べ始めた時”です。そうなりそうな時やなった時は親が介入しお互いの気持ちや言い分を整理できる時間をとるようにしています。

親として「静かにして!」と言いたくなる気持ちをグッとこらえる毎日に、「あぁ、今日はもう疲れちゃったな」と溜息が出ることが多くなりました。

嵐の中で見つけた「優しさのバトン」

そんな毎日で、疲れが溜まる中でも子どもの優しさ、そして成長を垣間見る瞬間がありました。

それは先日、ご褒美に歯医者さんでいただいたコインでガチャガチャをさせてもらった時のことです。 下二人は「当たり」が出て自分で好きなおもちゃを選べたのですが、長女だけは「当たり」ではなく決まったおもちゃでした。

思春期の入り口にいて、ただでさえ感情が揺れ動いている長女。 「なんで私だけ……」という不満が爆発し、表情は一気に暗くなり、テンションもガタ落ちです。(おもちゃで不満になるところがまだ可愛さがありますがw)そんな姉の様子に気づかず、無邪気に「見て見て!」とはしゃぐ下の子たち…。その対比が、余計に長女の心をチクチクさせているようでした。

私は、どん底の気分の長女の気持ちを長男にそっと伝えました。「自分だけ当たりが出ないの、やっぱり悲しいよね」と。

すると、長男が迷わず行動に出たんです。 自分が手に入れた「当たり」のおもちゃを、長女に「貸してあげる」と差し出しました。 「自分だけ当たりが出ないのは嫌だよね」と、お姉ちゃんの気持ちを丸ごと受け止めるような言葉を添えて…。さっきまで暗い表情をしていた長女の顔に、パッと笑顔が戻りました。

その様子をじっと見ていたのが、3歳の末っ子。 お兄ちゃんの優しさに触発されたのか、自分では遊び方が難しいおもちゃを「これ、やって!」と長男に頼りにいきました。長男は、お姉ちゃんを笑顔にできたことが誇らしかったのでしょうね。とても嬉しそうな顔で、末っ子の面倒も見てくれました。

その後、長女もその優しさに包まれて心が穏やかになったのか、「貸してくれてありがとう」とさらっとお礼を言い、自分のおもちゃも貸してあげるなど、あれほど喧嘩ばかりだったのに、嘘のような穏やかで仲睦まじい時間が流れました。

小さな変化が未来への希望

毎日、きつい言葉ばかりが飛び交っているので疲弊する時間が増えていましたが、こうした「相手の痛みに気づき、手を差し伸べる」という成長の芽が、騒がしい日常の中にちゃんと隠れていたこと、その小さな瞬間をキャッチできたこと、それがとても幸せな瞬間でした。

「喧嘩ばかりで大丈夫かな」と不安になることもありますが、子ども達はぶつかり合いながらも、少しずつ人を思いやる心を育てているんだなと感じることができた出来事でした。

日常の些細な小さなことかもしれないですが、その小さな出来事を感じられると、やはり親としては嬉しくなりますし、疲れも少し吹き飛びます。これからも見落とさずに拾い集めていきたいなと思えた出来事でした。

タイトルとURLをコピーしました