先日、迎えた敬老の日。
今年は子どもたち発案のもと、ハンカチ染めをして送ることにしました。
染める経験は家で何度も体験していますので、スムーズに楽しむことができていました。
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本記事のおすすめの方
・自分で染め物をしてみたい方
・子どもに何かに集中して取り組んでほしい方
・子どもの興味を引き出したい方
敬老の日の贈り物
今年の敬老の日に、じいじ・ばあば達に自分たちで染めたハンカチを送りました。
特に毎年何か物を送るという決まりがあるわけではなく、今年は子どもたちがやる気だったので、その思いを尊重してやってみることにしました。
“染める”という体験自体は何回も経験しているので、楽しい思い出として残っている子どもたち。
“自分で手作りした何かを送りたい”と言われた時にはなんだか嬉しくなりました。
何がいいかを考えるところからのスタートです。
始めは自分たちの染めてみたいものを言い出した子どもたちですが、次第に“じいじ・ばあば達が使いやすいもの”を考えるように。。
誰が使うのかを考えていくことって大切ですよね。
そうやって送る相手を思いやって考える子どもたちをみていると、自然と笑顔になってしましました。そして、相談された時のみ、助言するという形で“ハンカチがいい”という結論になりました。
“ハンカチだったら使うよね”
“毎日使ってくれるかも”
と嬉しそうに話している子どもたちが微笑ましかったです。
赤しそ+〇〇でハンカチ染め
ハンカチを購入後、豆乳で下処理をします。
豆乳と水を1:1にして漬けるのですが、長女が率先してやり、私は見守るのみ。
20〜30分浸して、そのまま絞り干します。
乾いたら今度は模様付け。
ここは子どもたち3人でそれぞれ輪ゴムを好きなように縛りました。
下2人はまだ一人では難しいのでお手伝いし、どんな模様になるのか楽しみながらやりました。
出来たら、庭に赤しそを取りに行きます。
すると息子が、
「赤しそだけではなくて、鳳仙花も入れてみてもいい?」
と聞いてきました。おお。やったことないけど、色は出そう、、、
ということで急遽鳳仙花の赤い花も一緒に摘んで、赤しそと一緒に煮出してみることにしました。
煮出したのがこちら↓↓
あまり赤しその色と変わらないようにも感じましたが、子どもが満足しているのでよし。。
そして、ミョウバンの媒染液(色落ちをしないように防いでくれる液)に浸けたハンカチを投入。
ミョウバンの媒染液を使う場合、赤しその煮汁に浸けても仕上がりは緑色になるのですが、それは承知済みの子どもたち。ただ今回は鳳仙花を入れたからなのか、色がとても淡くなりました。
子どもたちからも
“色が薄ーい”
“色が綺麗ー!”
と新しい反応が見られました。
縛ってあった輪ゴムを外すしたら完成です。
まとめ
今回は、敬老の日をきっかけに自分で何かを作る、やってみる経験をすることができました。
敬老の日の意味を伝えつつ、物と一緒に気持ちも添えられたらいいなという思いをもちながら、長女は似顔絵と手紙を添えて、息子はじいじ・ばあばの名前を書いて、それぞれ気持ちを込めて作っていました。
誰かのために何かをやってみるという経験は、物作りの経験だけではなく、相手を思いやる気持ちを育む時間にもなります。
“相手を想う”
“相手の気持ちを想像する”
“相手の想いを想像して行動する”
そんな気持ちが育ったら嬉しいなという想いで今回見守っていました。
“自分で何かを生み出すことによって誰かに想いを寄せる経験に繋がる”
そんな経験をたくさん積んでいけるようにしていきたいと思います。