先日、子どもたちと「玉ねぎの皮で靴下を染める」体験をしました。
そのブログはコチラ↓

すると、その後すぐに子どもたちからさらなるリクエストが!
「今度はTシャツを赤しそで染めてみたい!」
ちょうど、畑にはたくさんの赤しそが育っていたので、
今回はその赤しそを使ってTシャツ染めに挑戦しました。
<おすすめの方>
・草木染めをしてみたい方
・子どもとお家で新しい経験をしてみたい方
・ひと手間が楽しみたい方
「赤しそで本当に緑になるの?」から始まったTシャツ染め
昨年、私が赤しそで草木染めをしたとき、染まったのはまさかの“緑色”!
昨年、私が赤しそで染めたものがこちら
それを覚えていた長女が「ほんとに緑になるのか見てみたい!」と興味津々。
ということで、親子でわいわい染めてみることにしました。
Tシャツ草木染めのやり方(赤しそ×ミョウバン媒染)
〈用意するもの〉
・赤しそ 適量(たっぷりがおすすめ)
・お湯 適量
・ミョウバン 5〜10g(スーパーで手に入ります)
・豆乳 1本(下処理用)
・輪ゴム 適量(模様つけ用)
〈下準備:豆乳でたんぱく処理〉
1.染めたいTシャツを「豆乳と水(1:1)」に20分以上浸ける
2.水で洗い流さずに、そのまま絞って干し、しっかりと乾かす
※豆乳に含まれるたんぱく質が、染料の定着を助けてくれます。
乾いたら、お楽しみの輪ゴムで模様つけです。しっかりと結びます。
〈我が家の染め方(ミョウバン媒染)〉
1️⃣ ボウルにミョウバンと熱めのお湯を入れて媒染液を作る(少し熱いと感じるくらい)
2️⃣ Tシャツを軽く水洗いする
3️⃣ Tシャツを媒染液に入れて全体をなじませ、30分以上置く
4️⃣ 取り出してしっかり絞る
〈染液作り〜染色〉
5️⃣ 鍋にたっぷりの水を入れて沸騰させ、赤しそを入れて20分以上煮出す
6️⃣ 色がしっかり出たら、染液を80℃以下に冷ます
7️⃣ Tシャツを入れ、時々かき混ぜながら20分以上染める
8️⃣ 染め終わったら、色が出なくなるまで水洗いする
9️⃣ 輪ゴムをほどいて陰干しする
🔟乾いたら完成!
子どもたちの反応
「赤い液に入れたのに、なんで緑になるの?!」と、びっくりの子どもたち。
緑色になるのは媒染液をミョウバンで作っているためです。
この媒染液の種類を変えることによってまた違う発色になります。
ミョウバンの媒染液によって色が変わるという不思議な仕組みも、自然と学びになっていたようです。
なにより、自分で結んだ輪ゴムを1つずつ外して模様が見えてくる瞬間が楽しかったようで、
「またやりたい!」の声も。
ひと手間かける分、仕上がったTシャツにも愛着が湧くようです。
暮らしの中でできる小さな実験。自然の色って、本当に面白いです。
今年の夏も、子どもたちと一緒にたくさんの「はじめて」を楽しんでいきたいです。